カテゴリー:
ダイレクトボンディング
前歯のダイレクトボンディング


年齢・性別 | 20代・男性 |
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通院回数 | 1回 |
治療内容 | ダイレクトボンディング(複雑) |
費用 | 35000円 x 2 |
メリット | 古い詰め物の劣化によって合わなくなった形態と色調の改善を行いました。 古い詰め物のみを除去し、健全な歯質は残してダイレクトボンディングを行なっています。 色調、形態の改善が見られ、大変満足いただけました。 |
デメリット | 健康な歯質をなるべく削らずに古い詰め物の除去を行うため、拡大視野で慎重に進めていく必要があります。そのため、1-2時間と長時間の診療となります。 |
治療詳細
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ラバーダムとプラーク染め出し液による確認
ラバーダム防湿を行い治療を行う歯のみをだすことによって口腔内の環境に左右されることなく接着処理を行うことができます。
また、歯に付着しているプラーク(歯垢)や着色を専用の染め出し液を使用し可視化したのちに徹底的に除去します。 -
古い詰め物の除去
劣化した古い詰め物を拡大視野にて慎重に除去しました。詰め物がしてある範囲が広く大変でしたが、形態を付与していく自由度は大きくなります。
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形態、色調を考慮したダイレクトボンディング
不足している箇所をダイレクトボンディングで補いながら、左右対称にそして天然歯のような色調になるよう何層にも色を重ねて形を作っていきます。
隣接した天然歯と調和の取れた形態、色調であることがわかります。 -
材料の色合わせとデジタルモックアップ
天然の歯との色調を合わせるためには、材料の色調選択が重要となります。
歯は光のあたりかたや、乾燥状態により色調が変化するため、来院後にできるだけ早い段階でダイレクトボンディングに使用する材料を実際に歯に乗せて撮影を行うことで使用する材料を決定します。(写真上)
また、最終的な形態イメージを共有するため予めパソコン上でデジタルモックアップ(写真下)を作成し患者様とイメージのすり合わせを行うこともあります。